ざつ旅 聖地巡礼ガイド|会津若松・羽黒山・栃木のモデル地を訪ねる旅

【ざつ旅の聖地巡礼完全ガイド】会津若松・羽黒山・栃木を旅する 青春

アニメや漫画の舞台を実際に巡る「聖地巡礼」は、作品の世界に触れられる体験として多くのファンから支持されています。

『ざつ旅 -That’s Journey-』は、そんな聖地巡礼と相性の良いアニメ作品のひとつ。作中に登場する場所はすべて実在しており、旅好きの主人公・鈴ヶ森ちかがSNSで旅先を募って自由気ままに旅をする姿が描かれています。

本記事では、作中で印象的に描かれた会津若松・羽黒山・栃木県那須烏山市に焦点を当て、それぞれの見どころ、アクセス、楽しみ方などを実用的に紹介します。

 

ざつ旅とは?作品紹介と魅力

ざつ旅は、女子大生・鈴ヶ森ちかがSNSで旅先を募集し、見知らぬ土地へひとり旅に出るというストーリー。

その魅力は、何といってもリアルな描写行き当たりばったりの旅の自由さ。実際の観光地や駅、食堂などがそのまま登場するため、ファンが“ちかの旅”を自分の足でたどることができます。

本作は観光案内としても機能しており、アニメや漫画が好きな人はもちろん、旅を始めたい初心者にもおすすめの作品です。

 

なぜ聖地巡礼が人気なのか

聖地巡礼の魅力は、作品の世界を「現実の風景」と重ねられる体験にあります。

登場人物が歩いた道、見上げた景色、自分も同じ場所に立てることで、作品への没入感が高まります。また、アニメをきっかけに地方を訪れる「アニメツーリズム」も地域振興の一環として注目されています。

写真を撮ったり、作中に登場するグルメを食べたりと、旅の楽しさが広がる点も人気の理由です。

 

会津若松エリアの聖地巡礼スポット

第1旅で登場した会津若松は、歴史ある街並みと名所が多数登場し、聖地巡礼の定番コースになっています。

会津さざえ堂と飯盛山

飯盛山は白虎隊の自刃地として知られ、作中でもちかが訪れるシーンがあります。中でも「会津さざえ堂」は内部がらせん状の珍しい木造建築で、実際に登ってみると作品の再現度の高さに驚かされます。

鶴ヶ城(会津若松城)

会津若松のシンボルでもある鶴ヶ城は、春の桜が美しく描かれており、ちかが思いを馳せる場面でも登場します。天守からは市街地が一望でき、写真スポットとしても人気です。

アクセス情報

東京方面からは東北新幹線で「郡山駅」下車後、磐越西線で「会津若松駅」へ。そこからは市内バス「ハイカラさん」が便利です。観光地は徒歩で巡れる範囲に集中しているため、スニーカーでの訪問がおすすめです。

 

羽黒山湯上神社|静かな参拝スポット

飯盛山から徒歩でアクセスできる羽黒山湯上神社は、作中ではちかが宿泊先から訪れる印象的な場所です。鳥居と階段が重なる風景は、写真映えする人気スポットでもあります。

神社周辺は静かな雰囲気のため、観光中も節度ある行動を心がけたい場所です。

 

栃木県那須烏山市・滝駅周辺のモデル地

第5旅では、ちかが旅の途中に「滝駅」の名前に惹かれて予定を変更。そこから周辺の観光地を訪れるという展開が描かれます。

滝駅と龍門の滝

滝駅は無人駅で、本当に何もない静かな場所。ですがその先にある「龍門の滝」は落差20m以上の迫力ある滝で、作品内でも美しい自然描写が印象的です。

滝駅から徒歩20分程度の距離で、道中は田園風景と里山が広がっています。

島崎酒造「どうくつ酒蔵」

洞窟の中にある酒蔵として有名で、地元の日本酒を製造・保存している場所。アニメにも実際に登場し、訪れたファンからも人気のスポットです。

もり食堂の極太そば

作品中でも印象的だった「極太の手打ちそば」が登場するもり食堂。地元の人々にも愛されている老舗で、ざつ旅ファンの聖地巡礼においては欠かせないグルメスポットとなっています。

アクセスと注意点

JR宇都宮駅から烏山線に乗車し、「滝駅」で下車。烏山線はローカル線で本数が限られているため、事前に時刻表の確認を必ず行いましょう。

道中は舗装されていない箇所もあるため、歩きやすい靴で訪れるのがベストです。

 

巡礼モデルルートの例(1日/2日)

「どんな順番で回ればいいかわからない」という方のために、モデルプランを紹介します。

1日プラン(会津若松)

  • 午前:会津若松駅 → 飯盛山 → さざえ堂
  • 昼:鶴ヶ城周辺でランチ&観光
  • 午後:羽黒山湯上神社参拝 → お土産購入

2日プラン(那須烏山)

  • 1日目:宇都宮 → 滝駅 → 龍門の滝&どうくつ酒蔵
  • 2日目:もり食堂でそば → のんびり帰路へ

 

ざつ旅の世界を味わえるグルメ&お土産

聖地巡礼の楽しみは、景色だけでなく“食”にもあります。作品に登場した実在グルメを紹介します。

会津若松の名物

  • 赤べこグッズ(さざえ堂売店など)
  • 小池菓子舗のあわまんじゅう
  • とりめし駅弁(東京・上野・大宮駅で販売)

那須烏山市

  • もり食堂の手打ちそば
  • 島崎酒造の日本酒(持ち帰り可能かは要確認)

 

巡礼時のマナーと注意点

聖地巡礼はあくまで公共の場を訪れる行為。作品のファンとして、地域に配慮した行動を心がけましょう。

  • 地元住民の迷惑になる行為はNG
  • 写真撮影は周囲に配慮して行う
  • ローカル線や神社では静かに行動を
  • ゴミは必ず持ち帰りましょう

 

季節ごとの楽しみ方と再訪のすすめ

春の鶴ヶ城の桜、秋の龍門の滝の紅葉など、訪れる季節によって見える風景が変わります。何度も訪れて新しい表情を発見できるのが、ざつ旅の聖地巡礼の楽しさでもあります。

季節を変えて再訪すれば、まったく違う旅の思い出ができるでしょう。

 

まとめ|ざつ旅の世界に触れるリアルな旅

ざつ旅は、旅の自由さや偶然の出会いを描いた作品です。聖地巡礼を通して、その雰囲気を実際に味わうことができます。

現地での体験を通じて、自分だけの“ざつな旅”を楽しんでみてください。作品と旅が交差する瞬間が、きっとあなたの心に残るはずです。

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