アニメ『ざつ旅 -That’s Journey-』は、漫画家志望の女子大生・鈴ヶ森ちかが、行き当たりばったりの旅を重ねる中で自分らしく成長していく“新感覚の旅アニメ”です。
本記事では、第1話から第7話までの全話あらすじ&感想をファン目線でじっくり解説。
さらに、ざつ旅の魅力や聖地巡礼、他の旅アニメとの違い、作品を通じて感じたことや“旅に出る勇気”をくれたポイントも詳しく紹介します。
- アニメ『ざつ旅』全話のあらすじ・見どころ・深掘り感想
- “ざつ”で自由な旅が与えてくれるリアルな体験と共感
- 聖地モデルやご当地グルメ、他の旅アニメとの違いも解説
- 旅好き・アニメ好きがハマる理由や視聴者の声も紹介
ざつ旅とは?計画ゼロの“ざつ”さが生む旅の魅力
「ざつ旅」は、SNSのアンケートで行き先を決めるという“ざつ”な設定が最大の特徴。
予定を立てず、直感や偶然に身を任せるスタイルは、「旅ってこうでいいんだ」と肩の力を抜かせてくれます。
思いがけない出来事、偶然の出会い、トラブルや失敗も全部まとめて旅の楽しさ。
個人的に、自分も学生時代にノープランで友達と青春18きっぷ旅をしたとき、まさに「ざつ旅」的な経験をしました。
予定通りにいかないことが逆に思い出になったり、知らない人に助けてもらったり…。本作はそうした“旅あるある”を、とてもリアルに描いてくれます。
ざつ旅のココが面白い!ファン目線の推しポイント
- 旅に計画通りなんてない!
→ 本作は、主人公のちかがSNSアンケートに頼りながら行き先を決めるため、毎回どこに行くかわからない。
「何が起こるかわからない」「出会いも偶然も全部楽しむ」という姿勢が、リアルな旅好きにはたまらないです。 - 登場キャラの成長や心の動きが等身大
→ 旅先で悩んだり、落ち込んだり、ちょっとしたことで喜んだり。
キャラの気持ちがリアルに描かれ、観ている側も「自分ならどう感じるだろう」と自然に感情移入できます。 - グルメ・景色・ローカル文化もたっぷり
→ 各話の旅先で登場するご当地グルメや景色の描写は、アニメながら臨場感たっぷり。
「こんな料理があるんだ」「こういう名所に行ってみたい」と、旅気分を存分に味わえます。 - “旅に出る勇気”をくれるメッセージ
→ 失敗しても大丈夫、完璧じゃなくてOKという主人公の姿勢が、背中を押してくれます。
第1話〜第3話|旅のスタートと“自分探し”
第1話〜第3話はじまりはじまり~。
第1話「はじめの1225段」
物語は、漫画家を夢見る女子大生・鈴ヶ森ちかが、SNSアンケートの結果を頼りに神奈川県・大山へ向かう場面から始まります。
旅の目的地となったのは、1225段もの石段が続く大山の神社。普段インドア派のちかにとって、いきなりハードなチャレンジです。
登りながら弱音を吐きつつも、周囲の人の励ましや、目の前の景色に元気をもらい、一歩ずつ登り切る姿は、観ていて自然と応援したくなります。
旅の最初の一歩は勇気が必要。でも、「とりあえずやってみる」ことの大切さを感じさせてくれる回でした。
第2話「伊達じゃない!きときとふたり旅」
今度は富山へ。ちかは友人と二人で旅をします。
地元で「きときと」と呼ばれる新鮮な魚介や、郷土料理を堪能。
飯テロレベルのグルメ描写と、友達同士の気楽な会話が楽しい回です。
一人旅と違い、仲間とワイワイ観光地を巡る楽しさが伝わってきます。
個人的にも、気まぐれなプランで旅したときこそ、知らない料理や風景に出会えた思い出が多く、共感度大でした。
第3話「そのままのコシで」
うどん県・香川が舞台。麺のコシ、人の芯の強さ、両方を描くストーリーです。
地元のお店で味わう讃岐うどんと、優しい店主の一言。
旅先で出会う人たちの温かさ、ふとした言葉に励まされる感じ、これぞ“旅の醍醐味”だと実感しました。
「旅って自分を再発見するきっかけになる」ことを、ちかの姿から改めて教えてもらえます。
第4話〜第5話|地方の個性と“ざつ”な旅の面白さ
続いて第4話〜第5話いってみましょう。
第4話「ふ、ばいざしー」
福岡へ向かったちか。方言が印象的な地元の人々とのやりとりや、観光地の空気感が楽しい回です。
自分も初めて行った土地で言葉の違いに戸惑った経験があり、方言によるちょっとしたトラブルや笑いも旅のリアルさを感じます。
“旅は人との出会い”を素直に描いた、ほっこりエピソードでした。
第5話「カラスと龍と蕎麦と離島」
日本の離島を訪れるエピソード。
カラスや龍といった不思議なモチーフ、素朴な蕎麦店でのひととき、島独特の時間の流れが表現されています。
自然の中で迷子になったり、地元の人に助けられたり…。
トラブルも楽しく、予想外こそ“ざつ旅”の真骨頂と感じます。
第6話〜第7話|夏の冒険と非日常体験
最後、第6話〜第7話を見ていきましょう。
第6話「真夏の大冒険旅!」
夏らしい海や山、祭りなど日本の風景をたっぷり描いた回。
現地でしか体験できない雰囲気や、旅先での即興的な出会いが満載です。
自分も夏の無計画な一人旅で、「想定外の絶景」や「困ったときに助けてくれる人」と出会い、旅が何倍も楽しくなった経験があります。
ちかの行動力と成長がしっかり描かれ、元気をもらえました。
第7話「神様と出会える街?」
神話や伝説が残る地方都市で、ちかが“神様”のような存在と出会う物語。
観光ガイド本では知れない「地元の不思議」や「人の温かさ」に触れる内容で、非日常感とほっこり感が絶妙です。
「人との縁は旅の最大のご褒美」だと実感させてくれました。
ざつ旅で巡った舞台、聖地巡礼・モデル地紹介
ざつ旅の各話には、実際に存在する日本各地のスポットが数多く登場します。
・第1話:神奈川県伊勢原市・大山(大山阿夫利神社の石段)
・第2話:富山県の魚市場や駅前グルメスポット
・第3話:香川県の讃岐うどん店街や観光地
・第4話:福岡の博多エリアや太宰府方面
・第5話:瀬戸内海の離島モデル
アニメを観てから現地を調べると、「あのシーンはこの場所がモデルか!」と発見があり、実際に訪れたファンのSNS投稿も盛り上がっています。
自分も“ざつ旅聖地”をいつか巡ってみたいと強く感じました。
ちなみに、公式サイトやSNSでモデル地を紹介しているので、旅好きならロケ地巡りもおすすめです。
旅アニメとしての“ざつ旅”は他と何が違う?
同じ旅アニメでも、『ゆるキャン△』や『放浪息子』『夏目友人帳』などは、しっかり下調べや計画がある旅が描かれます。
対して「ざつ旅」は、「行き先もやることも未定」「現地で考える」「たまたま助けられる」ことを全力で肯定。
この“いい意味で雑”なノリが新鮮で、現実の旅でも大事なポイントだと実感します。
「うまくいかなくても大丈夫」「トラブルも後から思い出になる」と思わせてくれる温かさが最大の魅力です。
ざつ旅から学ぶ“ざつでいい”人生&旅のすすめ
本作を観ていて特に印象的だったのは、「計画通りにいかなくて落ち込んだ時も、思い切って動くと新しい何かが見つかる」というメッセージです。
現実の旅でも、地図通りに進まなくても絶景やグルメに出会えたり、ちょっと道を間違えたことで親切な人に出会えたりします。
“ざつ”でOK。とりあえず外に出てみよう。そんな気軽なきっかけをくれる、心が楽になるアニメです。
旅や新しいことにチャレンジしたい方、日々の生活に刺激がほしい方には特におすすめします。
- ざつ旅は“計画ゼロ”でも楽しめるリアルな旅アニメ
- 偶然の出会い、現地のグルメや文化、ゆるくて温かい人間関係が魅力
- 各話の舞台は実在する日本各地がモデル。聖地巡礼もおすすめ
- 失敗もトラブルも全部旅の一部。「ざつ」だからこその面白さ
- 旅初心者にも、旅に一歩踏み出したい人にもピッタリな作品
【Q&A】ざつ旅アニメをより楽しむために
- Q:ざつ旅を観るおすすめのタイミングは?
→A:日常がマンネリ気味なとき、旅に出たいけどきっかけがないときにピッタリ。癒しと元気をもらえます。 - Q:ざつ旅と他の旅アニメの一番の違いは?
→A:計画の“なさ”、思い付きの“ざつさ”が許される点。人生も旅も「雑」くらいがちょうどいいと気付かされます。 - Q:聖地巡礼で気をつけたいことは?
→A:地域のルールやマナー、現地の方への配慮を忘れずに。写真撮影の際も許可や迷惑にならないよう注意しましょう。
コメント&体験談もお待ちしています!
もしあなたも『ざつ旅』を観て感じたこと、実際に聖地巡礼に行ってみた体験談、おすすめ回や好きなシーンがあれば、ぜひコメントで教えてください。
旅好きな皆さんや、これから旅に出る人に役立つリアルな声をお待ちしています。
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